<その1><その2><その3(伏線情報随時募集中)><その4>前回の記事(その4)の続きということで、今回は敵キャラについて色々と。
テンプレは前回同様、以下の通りです。
キャラ名【作品内の立場・役目】
「みえるひと」のストーリーの中でどんな役目を担っていたのか、どんな立ち位置だったのかを書く項目。
【解説・思い入れ】
自分なりにそのキャラについて色々と語ってみる項目。上の項目も考慮します。割と真面目な文章。
【反省点】
もっとこうキャラ付けしたら良かったんじゃないかと思う箇所を自分の勝手な主観から のたまわせていただく項目。
なお、打ち切りになったがゆえのキャラ掘り下げ不足についても少しは言及します。
【IF声優】
もしも「みえるひと」がアニメ化・ドラマCD化していたら……
そんな叶わぬ妄想(パラノイド)を抱きながらもキャスティングしてみる項目。ある意味 今回の記事のメインかもしれません。
【理由】
上記のキャスティングの理由。並びにそのキャスティングの決め手となったアニメとキャラのことも少し。
ちなみに自分はそこまでアニメに浸っていないので有名どころの声優さんしか分からず、配役もミーハー的なところがあります。
アニメフリークな方からすれば憤慨モノかもしれませんが、そこはどうか生温かい目で見てあげて下さい。完全なお遊びなので……。
ハセ【作品内の立場・役目】
師の仇、倒さねばならぬ存在、かつての暫定ボス(?)。
【解説・思い入れ】
師匠を殺したということで、冬悟の怒りを最も大きくさせたキャラでしょう。
また、冬悟が案内屋として成長する為の大きなステップを作ってくれたキャラでもあります。ハセあっての梵痕ですからね。
でも、「みえるひと」が早期打ち切りになってたらハセ倒して終わりだったんだろうなあ…。
伏線がバンバン張られていったのは人間願望編以降でしたし。
【反省点】
変身前より変身後の方が弱く見えるというのはいかんと思うですよ。
あの回のジャンプ感想サイト様方のツッコミっぷりは大盛況でしたからねぇ……。
【IF声優】
真殿光昭さん
【理由】
モチーフは
「武装錬金」の蝶野(パピヨン)です。
ビバ変態!ちなみに元々真殿さんはコモンに充てていたのですが、どうしてもハセの配役が決まらなかったので
コモンに別の方を充て、真殿さんはハセ役へとスライドする形となっていたりします。
……いや、あの人がコモンに合いすぎてたんですよ………。(詳細はコモンの項にて)
まあ真殿さんはハセの候補だったりもしたのでいいかなと。蝶野の変態っぷりを見る限りはマッチしそうですし。
バオ【作品内の立場・役目】
エージ&ツキタケの踏み台(言い方悪いですが)、泣かせ役。
【解説・思い入れ】
エージとツキタケが仲良くなったのは誰のお陰か?…それはもうバオに他なるまいて。
2人の精神的成長を助長してくれ、良い意味で2人の踏み台になってくれたキャラでした。
あと、自分が「みえるひと」を読んで泣いたシーンは3つありまして、1つは
最終回(悔しさ交じり)、
もう1つは回想での
師匠死亡、そして最後の1つが
バオの成仏シーンなんです。
というかあのナレーションとアズミの使い方は反則だなあ……。バオとアズミママの相乗効果で泣ける…。
【反省点】
あそこまで号泣させてくれたキャラに「反省」など、失礼とは思わんかね!?【IF声優】
山口真弓さん
【理由】
自分を一番悩ませたのがこのキャスティングです。……こんなキャラの声をどう決めろと………。
動物キャラですからね。難しいんですよ。…しかし自分は思いついた。
こんな時こそ「デジモン」だ!…と。
というわけで参考となったのは
「デジモン」のガブモンです。うん、山口さんならバオの時もパオパオの時もいけるはず。
ちなみにこのキャスティングにすると
ミルフィーユの言葉でフォルテさんが成仏するという不思議かつ素敵な現象が発生します。
ホルト【作品内の立場・役目】
地下アニマグループの概観提示、
陰の主人公、ホハッ!
【解説・思い入れ】
ホハハハハハハ!!!……まさか
鶏キャラを本気で尊敬する日が来るなんて思いもよりませんでしたよ…。何ですかあのカッコ良さは。
その凄まじいまでのプライドの高さと自信に溢れた行動の数々で我々読者はメロメロですよ。
岩代先生も大変気に入っておられたのか、コミックスのオマケではアズミにまで「ホハッ!」と言わせ、
人気投票でホルトが高順位にランクインしようものなら先生自ら「ホハッ!」と叫ぶ始末。
ホハッ!また、ホルトの作品中での役割は地下アニマがどういう能力を使うのかの外観を提示することに終始していました。
この作品で最初に魂殻変化をしたのはホルトですからね。これは一種のカマセ犬的役割になるわけですが、
あそこまでカッコ良いキャラにまで育った為にカマセ臭も見事に払拭されていました。カリスマ性は偉大だ……。
【反省点】
ホハハハハハハッ!!(反省点などあるわけが無い!!)
【IF声優】
置鮎龍太郎さん
【理由】
…あれ?どのキャラに影響されたんだろう?ちょっと自覚が無いです。強いて言うなら「ハガレン」のスカー?
ただ、あの低くも味わいのある声はホルトに最適でしょう。「ホハッ!」に違和感が無さそうなのも選出のポイント。
キヌマ【作品内の立場・役目】
ハセの蘇生、渋み要素担当、地下アニマのキャラ関係のバランス取り。
【解説・思い入れ】
もしこの漫画にキヌマがいなかったら?
・ハセが死んだことになって、冬悟のカタキ討ちが成立しない。
・ホルトとコモンの衝突がすぐ起こる。
・ミズチが死ぬ前に悪あがきしなくなり、ミズチ死亡シーンのカタルシス半減。
・
渋み要素暴落。
…などなど、最期こそあっけなかったキヌマでしたが、実はかなり作品貢献度の高いキャラなのです。
特にミズチ死亡シーンでは死んだキャラにも関わらず高い存在感を示してくれました。
あそこでミズチがキヌマの存在にすがり、そこで全ての可能性が無い事を知ったからこそ、
ミズチはあれほどの素晴らしい散り様を見せてくれたんだと思います。名脇役なり、キヌマ。
しかし、キヌマがいなかったらホルトとコモンはどうなっていたんだろう?……ホルトが瞬殺されてそうだよなあ……。
【反省点】
最期のあっけなさは個人的に許容範囲内なのですが、
『魂再構築師』という設定をもっと上手く活かせなかったのかなあ、と。
当然、打ち切りに追われていて、そんな側面的な要素に触れる余裕など無かったのだろうとは思いますが、
折角の面白そうな設定がちょっと持て余されてしまった感は否めませんし………。
【IF声優】
八奈見乗児さん
【理由】
「ドラゴンボール」のナレーターとして有名な方です。
やはり渋いキャラには渋い声が必要でしょう。……いや、八奈見さん独特のコミカルさは無いキャラなんですが。
コモン【作品内の立場・役目】
人間願望編のボス、師匠の仇の生みの親、倒さねばならぬ存在。
【解説・思い入れ】
ジャンプ男性読者の9割はコモンを見てまずこう思ったでしょう。
「どうして貴重な狐耳キャラが男なんだッッ!!!」打ち切り間際だというのに
岩代先生にはイマイチ危機感が無いんじゃないかとまで思わされるそのキャラデザに唖然ですよ。
狐耳なんてテコ入れの為に存在するものですからね。これは根本的にテコ入れの方向性を間違ってます。
しかもコモンの耳は獣耳系でも重宝される
ナチュラルタイプですよ!
獣耳というのは取り外し出来るかどうかでその価値が大きく変わりますからねえ……。
加えて、狐耳キャラというのは現在まだ絶対数の少ない種です。それだけにやはり勿体無い。
……でも脚が
とら狐化した時なんかは燃えてしまうんですよね……。いかにも強そうな感じで。
ちなみに自分は途中まで
「コモンは女なんじゃないか?」と思ってもいました。
ナチュラル狐耳×男の組み合わせは自分にとって少し
新境地すぎたんだと思います。
しかし、コモンの残虐非道な性格は大好きですし、アクの強すぎるルックスも
慣れてしまえば違和感も少なくなるように配慮されていたりします。ハセで目が慣らされていたのが大きかったかな?
…ちなみに女性読者の方々にとってコモンはどう映ったのでしょうか?萌えたんでしょうか?それとも自分同様に拒絶反応?
【反省点】
上記の項目と反省点が同じだなあ……。やっぱり
使えるものは最大限有効に使っておくのは商業誌連載の基本ですよ。
それが話作りであれ、テコ入れであれ、同じことです。……まあ、それが過剰になってしまっても駄目なので
絶妙なバランス感覚が求められるところなのですがね。
椎名高志先生辺りが最高の見本でしょう。
【IF声優】
成田剣さん
【理由】
いやー、YouTubeで
「コードギアス」見てたらすっかりハマっちゃいまして…。(アレな思想が見え隠れするのが惜しいですが)
で、このアニメに出てくる
ジェレミアの声がもう見事にコモンに合いそうだなと。
「全力をあげて奴等を見逃すんだ!!」そう思いまして、急遽最初に内定していた真殿光昭さんをハセ役に回させていただきました。
ミズチ【作品内の立場・役目】
ヒール、卑怯、鬼畜、パラノイドサーカスを中から客観的に見る視点。
【解説・思い入れ】
ミズチは…ただの卑怯者だった…
普通の悪役と同じに…澪の腕を斬り 山を爆破し キヨイを馬鹿にし
コクテンにブチ消されそうになった ただの卑怯者だった
た だ の 卑 怯 者 だ っ た ッ !……あの最期はただの卑怯者の散り方じゃない………。まさか最期だけであそこまで株を上げるとは……。
あれは一度 悪足掻きしたからこそ良いんですよね。あそこで足掻いたからこそ後の諦めのシーンが光ったってもんですよ。
「生きることへの執念はあるが散り様への美徳にもこだわる」……なんて美しい悪役なんだミズチはッ!!
それが響いたのか人気投票ではまさかの10位にランクインする大金星。
あんな卑怯キャラが上位に食い込む少年誌の人気投票なんて珍しすぎますよ。
また、ミズチはパラノイドサーカスをという特殊な集団を内側からの視点となって読者に伝える役目も担っていました。
「お前らそんなにキヨイのことが好きかよ」など、一歩退いたポジションからの発言が多かったのはそのせいでしょう。
……えー、分かりづらかったのなら
「げんしけん」初期の笹原のようなものだと思って下さい。
咲さんがうたかた荘メンツ、オタクがパラノイドサーカスといった「げんしけん」の図式です。
…こうして考えるとやっぱりミズチはこの漫画に欠かせない存在だなあ………。
【反省点】
…うーん、無い………。
前回記事で先代明神の項でも書きましたが、早めに死ぬことが確定しているキャラは
キャラクターとしての完成度が必然的に高くなりますからね。しかも人気投票がアレでしたし……。
【IF声優】
樋山修之さん
【理由】
まあ、
「幽☆遊☆白書」の飛影ですよ。
決して「げんしけん」の斑目なんかじゃないですからね!!ゴウメイ【作品内の立場・役目】
暑苦しさ、漢要素、異天空間にてのバトルフィールド作り、
ツンデレ。
【解説・思い入れ】
漢!漢!とにかく漢!!もう大好きですよ!こういう漢キャラを自分はジャンプに求めてたんですよ!!
勝負への美学を持つ単純熱血戦闘馬鹿。多少ステレオタイプなキャラながらも、その熱血ぶりで野郎どもの心は鷲掴みです。
最近のジャンプに不足しているのはこういった熱血馬鹿な部分です。…あれ?でもそれはマガジンにも無いな?
サンデーには「ガッシュ」のバリーがいたけど既にリタイア。チャンピオンには………
「刃牙」にいっぱいいるか。
ともかく、昨今の少年漫画に不足している部分を一手に引き受けてくれたキャラです。
ただそれもウケが悪かったのか人気投票の順位は揮わず…………辛いなあ…。
最近主流の 熱くてスタイリッシュなバトルもいいですが、やっぱり
熱くて暑いバトルもなかなかオツですよ。
冬悟VSゴウメイ戦は本当にそんな感じでした。暑いキャラってのは良いモンです。
また、冬悟に対して
「バカ!バカ!バカ!でも大好き!!」と突然すぎる告白をし、
更には
一生ストーカー宣言をするという驚異的なまでの
ツンデレっぷりを披露しました。
……素晴らしすぎるじゃないですか。これにはちょっと ぶったまげましたね…。
まさか
「みえるひと」の隠れメインヒロインがゴウメイだったなんて……。
【反省点】
えーと、うん、アレですね。
ツンデレにしてはツンが少ない。
【IF声優】
石塚運昇さん
【理由】
「カウボーイ・ビバップ」のジェットがイメージにピッタリすぎました。この配役だけは譲れません。
あと、最近DVDレンタルで視聴し始めた
「創聖のアクエリオン」の司令役ではハジケすぎです。(まだ最後まで見てませんが)
本当に素晴らしすぎるカリスマ性です。最早一言一言が座右の銘となりえますよ。(誇大表現)
グレイ【作品内の立場・役目】
バトル傍観、イジられキャラ。
【解説・思い入れ】
冷静沈着、しかしその裏には残虐かつ狡猾な気性を秘め、“クロックラビット”の二つ名の如く、
時を操る力によって うたかた荘を壮絶に苦しめる憎き悪のウサ耳男………
になるはずだった!!!初登場時はパラノイドサーカスの参謀的な雰囲気をを漂わせ、強そうなオーラが出まくっていたのですが、
実際はコクテンのワガママの被害をモロに被り、ゴウメイからもポフポフの洗礼を受けるという
単なるイジられキャラになりました。
ですがウサギ耳もあいまってか、逆に
可愛さの方が際立って好感度アップという不思議なキャラクターバランスが成立。
…そうか、インテリキャラってのは貶められてこそ輝きだすものだよな…。
ヘタレ眼鏡萌えの真髄ここに極まれりか。
えー、ちなみにパラノイド編では外野から戦闘を見ることが主だったキャラです。……でも解説はほとんどしていないような……。
【反省点】
うーん、何だろう?グレイの場合
短所が逆に長所となってしまったキャラなので、反省すべきかどうか迷います。
まあでも最初は敬語喋りだったのに途中からそれを設定返ししてしまったのは良くないかなと。
また、打ち切りなのでしょうがないのですが戦闘能力は見たかったです。時を操るというヒントまでは出たのですが……。
【IF声優】
岡野浩介さん
【理由】
参考キャラは
「せんせいのお時間」の渡部。知的ながら低い声がグレイに合うかなと。
余談ですが「せんせいのお時間」のアニメの声優陣は凄すぎ…。その分 作画がアレだったんですが、
ギャグのテンポなどが見事だったので気にせず見れますね。原作ファンとしては嬉しい出来でした。(本当に余談だ…)
コクテン【作品内の立場・役目】
萌え担当、ブチ消し担当、頭蓋骨潰し担当、失恋ジャストナウ担当、
百合担当。
【解説・思い入れ】
正直言って自分は岩代先生を舐めていたッ!!……まさか岩代先生がこんな完璧な萌えキャラを描けるだなんて思いもしなかった………。
いや、6巻の追加設定を踏まえると澪も素晴らしいんですけどね(ぬいぐるみ好きの元レディース総長て……)。
またコクテンはおそらく作中で最も多く印象的なセリフを発したキャラでしょう。
「調子乗ってっとブチ消すわよ」
「なんかもうね 頭蓋骨潰したい」
「失恋ジャストナウの私の目の前でー!!」などなど、もう素敵すぎるほどに。
そして忘れてはならないのが
キヨイとのガチレズ関係。いやはやもう、最高ですよ。
しかしまさか天下の少年ジャンプで百合を拝める日が来るとは…。(と言いつつ「銀魂」と「太臓」が既に踏襲済みだったり)
【反省点】
グレイ同様、戦闘シーンが見たかったなあ……。
どんな能力だったのかすら明かされないなんて……打ち切りが本当に恨めしいです。
【IF声優】
かかずゆみさん
【理由】
影響キャラは
「創聖のアクエリオン」のシルヴィア。…いやしかし
松岡由貴さんとどちらにすべきかかなり迷いました。
松岡さんは「ネギま!」のエヴァ様や
「百合で百合で百合百合よー」の人の影響ですね。
最終的には最近「アクエリオン」をレンタル視聴しているが故のタイミングの良さでかかずさんに決定したようなものですが…。
キヨイ【作品内の立場・役目】
パラノイドサーカスのボス、作品テーマ提示、
百合担当。
【解説・思い入れ】
まず1つ。
キヨイは絶対女だ!!!…一体自分はこのブログを始めてから何度この主張を続けてきたのだろう?しかしとにかくキヨイは女ですよ。
また彼女は人間の在り方など、この作品のテーマとなる部分を提示してくれたキャラでもあります。
彼女はこの作品の負の部分を一手に背負っているキャラですし、彼女の発言は何か重いものがありました。
……そしてそして!キヨイと言えば!
百合で百合で百合百合よー!…と言っても厳密にはまだキヨイの性別は不明です。
こうなってくると気になるのが1月に発売される7巻。果たしてキヨイノ性別は判明するのかァーーーッ!?
【反省点】
…やはり性別の分からないキャラってのはいけないと思うですよ。
いや女なんですけどね。
【IF声優】
斎賀みつきさん
【理由】
いやもう、
「うえき」のロベルトや
「げんしけん」の高坂とかね……
………
ってこれみんな男性キャラだ!!いかんいかん!それではキヨイ=男を暗に認めることになってしまうじゃないか!!
しかし……やはりこの人以外に思い浮かばんのです。キヨイ自体が中性的なキャラなだけになあ………。
壊神【作品内の立場・役目】
ラスボス(?)。
【解説・思い入れ】
敵編ラストは壊神さんに飾っていただきましょう。何たってラスボスですもんね!
また、観照=壊神については自分も頭をよぎりはしたのですが本当になるとは思わず…。あれは上手い伏線の張り方でした。
最終回で雪乃さんに諭されていたものの、やはり自分の考えは曲げないというラスボスの素質もしっかり備えていました。
案内屋の力+常識を捨て去った陰魄の力がどれほどのものなのかも気になって仕方ないです。…読みたかった……。
【反省点】
もっと読みたかったー!!(しつこい)
【IF声優】
内田直哉さん
【理由】
「デスノート」の総一郎パパです。コモンやハセなどと同じく最後の方までかなり悩んだのですが、
そんな時に毎週視聴してる「デスノート」のアニメを見ていたら内田さんの声が聞こえて来、
それがなんとなく壊神のイメージと合致していたのでもうこの際だから割り当てちゃおう と。……何か適当だ……。
…まあ、こんなことになったのも
記事書いてる途中まで壊神の存在忘れてたんですよねー、ハハハ(最低)。
お、終わったー!やっと書き終えたー!(最後が酷い…)
…といったところで次は
メインではないキャラの記事にしようと思ってますが果たして本当に完成させられるのか?
ちなみに予定としては先代案内屋や雪乃さん、十味さんなどです。他にも名脇役達を振り返ってみたいなと。
……でも声優決めるのがもの凄く大変なんですよねぇ……。一兆さんなんかはもう決まってるんですが………。
「ボール… ボールはどうなったの乙女ちゃん」上の画像とセリフは
今週の「P2!」からの引用・抜粋なのですが、
このコマを見たと同時に 自分は何故かこのヒロムから
言い知れぬ違和感を覚えました。
というのも、今までの「P2!」から考えてもこのヒロムの行動は
明らかにおかしい。
おそらく あのコマを見ると読み手は皆
ヒロムの「執念」を読み取ることが出来るはずなのですが、
それ以上に何か
狂気めいたものを感じることも出来ます。
頭を打ち、血を流しながらも、目に映るのはボールのみアキラが
「異質を感じた」と評したように、やはりヒロムのこの行動はどこか異質なのです。
これは一重に
ヒロムの負けず嫌いと純粋さが引き起こした事なのですが、
それでも 血みどろになってなおボールを追い続けるというのは やはり
狂っているとしか思えません。
しかもこの後、頭を怪我をしているというのに病院を抜け出して階段ランニング。やはり
どこか狂っていると言えます。
しかし最早ヒロムの頭の中で、「卓球」は他の何にも勝る存在になり、卓球上達の為ならどんな苦しみも厭わないのでしょう。
だから狂ったようにボールを追い、狂ったようにランニングに精を出すのです。何故なら
もっと上手くなりたいから。
ここからはもう完全に
自分の勝手な憶測に基づいた仮説なのですが、もしかすると江尻先生は
「壮絶な負けず嫌いさ」は「狂気」と同義であるということをこれからこの漫画で描こうとしているのではないでしょうか?
ヒロムの現時点での実力では それこそ
死にもの狂いの努力をしない限りは
今後 卓球が急激に上達すること、ましてや誰かに勝利することなど到底考えられません。
しかも、この先ヒロムはどんどん卓球に魅入られ、のめり込み、少しづつであっても成長していき、
卓球の本当の楽しさに気づいていくはずです。そこには卓球部の仲間や乙女との楽しい掛け合いもあるでしょう。
しかし全て順風満帆に事は進まないものでして、まず間違いなく近いうちにヒロムが
「挫折」を味わうことになります。
運動音痴の壁、身長の壁、筋力の壁、初心者の壁……とまあこんな具合に、
挙げていけばキリが無いほどヒロムには多くの壁が待ち受けており、そのどれかに必ずぶち当たってしまうでしょう。
経験者の中にたった1人、初心者のままで入り込んでいったからにはこれは避けられないことです。
しかし、それを乗り越える為にまた
狂ったように努力して、ヒロムは
壁を1つ乗り越えていき、
そしてまた次なる壁が立ちはだかり、また狂ったように努力して、また1つ乗り越えて、また挫折して、また努力して………
…このサイクルを繰り返すヒロムの姿は
想像に難くないはずです。
それほどまでに
ヒロムの純粋さ・負けず嫌いさは際立って描写されていますし、
そうあってほしいと読者に願わせる親近感も持ちあわせているからなのだと思います。
そしておそらく、ヒロムがこのまま、あるいはこれ以上のモチベーションでストイックに努力し続けるとしたら、
それは最早「卓球馬鹿」、もっと言ってしまえば
「卓球狂」と形容されることになります。
要するに、ヒロムのスペックでここから勝利の栄光を手にする為には
人より数倍狂うくらいでないと不可能なんですよ。
並大抵の努力や負けん気では、他の競争相手には絶対に追いつけるはずのない位置にヒロムはいます。
ここからヒロムが成長していく為にはどれだけ他の選手よりも卓球に打ち込んでゆけるか、
つまり
どれだけヒロムが卓球に狂えるかが鍵となってきます。
かつて「シャカリキ!」や「め組の大吾」に「昴」、現在は「capeta」にて
曽田正人先生が『狂気の天才』を描き上げ、また 描き続けているとするならば、
江尻立真先生がこれから描いていくのは『狂気の努力家』なのだと思います。
肝心の努力描写が地味でジャンプには向かない作りの本作がこのテーマを成功させられるかどうかは分かりませんが、
自分としてはこういった地味でも挑戦的なテーマを持つ作品こそ大成してもらいたいなと願うところです。
……尤も、これはあくまで自分の勝手な憶測なので、江尻先生がヒロムを狂わせようだなんて考えているかは分かりませんけどね。
そして極めつけは川末のこのセリフ。
「口惜しいと思える人間だけが強くなれる
卓球とは本来技術と戦略の塊 優れた運動能力を持つ者でも一朝一夕では格好すらつかん
お前はまだ格好すらついていない お前が何も出来ないのは当然だ
だが それでも口惜しいなら それはお前の才能だ 諦める必要はない」「卓球とは本来技術と戦略の塊」という言葉も気になりますが、今回それはスルーして、
もう1つの重要ワード、
「負けず嫌いであることこそ才能」という語り口について言及したいと思います。
というのも、やはり今後 ヒロムのその負けず嫌いさが
狂ったような努力を可能にさせるでしょうし、
また、その負けず嫌いさがどんどん突き詰められた描写をされていき、やがて極端すぎるほどの感情へと変貌した時、
それは最早
狂気じみたものになってくるのではないかと思うのです。
「やりすぎだろ!」と思わせるほどの演出をしてしまえば特に不可能な描写でもありません。
実際、先に挙げた曽田正人先生などは、少々過剰ともいえる演出を駆使して
あそこまでの狂気を表現することに成功しました(特に「シャカリキ!」は顕著)。
つまり自分が結論として何が言いたいかというと、
ヒロムの「負けず嫌い」は「才能」であり「狂気」なのだということでして、
この先ヒロムが「負けたくない!」という強く想うことによってヒロムはどんどん成長するでしょうし、
また、ある種の「狂気」として自分達読者を震撼させてくれる日が来るかもしれません。
まあ、そもそも江尻先生がアレを「狂気」として描いたかが疑問ではあるのですが……まあ、そこは
仮説ということで大目に、ね?
ともかく、最近の少年漫画には大変珍しい
地道な努力を書く作品として、今週の狂気のような描写がどう展開していくのか?
連載開始時からジャンプ感想の方でも毎週長めの文章で批評している身としては非常に楽しみでなりません。
……これからの「P2!」はますます目が離せない作品になりそうです。